毎度ありがとうございます。四谷から移転してやっと落ち着いてきた感がございます。お陰さまで、四谷近辺のお客様にも変わることなく足をお運び頂けており店員一同安堵している次第です。また、お茶会についても徐々に、工夫しつつ開催するというお客様の情報も聞かれるようになり、嬉しい限りです。お道具に関しては、各地の茶会予定の殆どが無くなった状態の中で、商品の回転が悪くなり相場も下りました。今後お茶会が徐々に復活すれば相場も徐々に戻ってくると思いますが、今が買い時であることは間違いございません。パンフレット商品やお探しのものなど気になるものがございましたら早めにご注文頂けましたら幸いです。仕入れの時に注意深く探させて頂きますので、遠慮なくどうぞ!今後ともますます宜しくお願い申し上げます。
2020年10月アーカイブ
いつもありがとうございます。先日、金沢の石川県立美術館で点数は少なかったのですが、前田家に伝わった名物裂の小展示(1室だけ)を見てまいりました。書籍などでそれらの写真を見る事はあったのですが、実際に本歌を見てみると写真とは色味が大きく違い、しかも、古い書籍の写真が頭の中に残っているため、現物を見たときには非常に感動しました。たかが、布の切れ端ですが、現代の布とは違い、時代を経た渋さや落ち着きは他の絵画や美術作品と同様の感動をうけました。特に印象に残ったのは有栖川緞子で、会場には3点程度並んでいたと思いますが、昨今の有栖川緞子を見慣れている私にしてみたら本歌の有栖川緞子の"渋さ"はまさに「目から鱗」でした。斬新な抽象化されたデザインの文様は渋い色合いの中でこそ非常にマッチして見え、頭の中の「有栖川緞子」情報が全く改められました。昨今はネットも発達し、直接目にするものではなくても色々と詳細な視覚情報を得ることができますが、やはり直接見ることにより得る感動は人間にとって非常に大切なように感じました。ちなみに、前田家の名物裂コレクションは前田利常から始まった様子ですが、文化的に非常に高い意識と見識を持った殿様だったのだと改めて感じました。加賀の国を改めて見直した次第です。
いつもありがとうございます。四谷から市谷柳町への引越しがやっと終わり、営業を再開させて頂きました。新店舗は姉妹店である「茶道具みやした」の店舗奥に売場がございますので、お越しになる際は都営大江戸線の市谷柳町「茶道具みやした」を目指してご来店頂けましたら幸いです。二店舗が同居しておりますので、商品については非常に充実した店舗でございます。四谷三栄町からは多少離れておりますが、わざわざお越し頂くにあたり皆様方に満足して頂ける店舗にして参ります。また、来年の6月あたりを目処に売場を更に広げる予定でもおりますので、今後にご期待下さい。
≪新店舗≫
東京都新宿区市谷柳町26-1
「茶道具みやした」店舗奥 (都営大江戸線「市谷柳町」下車。南東口より徒歩2分。)