東京大展示会のお知らせ

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いつもお世話になっております。宮下深和の町田でございます。猛暑の毎日ですが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。さて、各流派様のお教室では様々にコロナ対策をとりつつお稽古をされているか、全く中断している最中かと思われます。このような先行きが不透明の状態ですが、当店としては日頃の薄利多売に加え、茶道応援の意味も含め、特に買いやすい商品を揃まして東京大展示会を行います。期間は8月21日(金)から23日(日)の3日間。高田馬場の茶道会館でございます。
  茶道具商としてもコロナと上手く付き合いながら商売をしてゆかなければならない時代になりました。お暑いなか足を運んでよかったと思える商品を取り揃えましたので、是非お越し下さい。コロナ対策については万全を期しておりますので、密になることなく安心してゆっくりご覧頂けることと存じます。
 このような時期、稽古・茶会においてもコロナと上手く付き合いつつ、伝統を絶やさないようにしなければらない踏ん張りどころです。弊店支店である京都北山店従業員によりますと、閉鎖していた宇治の京都市営茶室「対鳳庵」さんもコロナ対策を万全にしたうえでお点前での呈茶サービスを再開したそうですが、とても嬉しく、茶処宇治のパワーを感じました!
 茶道をやられている方は、始めた理由もそれぞれであるわけですが、戦国時代の命がけであった頃の茶湯を思えば、今の困難な状況も乗り越えられるはずです。また、皆さん茶道に対して「憧れ」や「癒し」や「満足感」、人によっては「心の支え」や「自信」に繋がっている人も少なくないと思われますが、そんな茶道が無くなってしまったら「心にぽっかり穴が空いてしまう」「生きがいが無くなってしまう」という人ばかりだと思います。
 伝統を大事にしつつ、新たな茶道を模索しなければならない時です!茶道界としては「ピンチ」の状況と言えますが、月並みな言葉ではありますがこうした「ピンチ」を「チャンス」に変えるまたとない変革期であるともいえます。流儀は違えども、お茶が好きなら皆兄弟!。どこの流儀が歴史があるとか優れているとか、そういうことは別にして、皆で茶道を絶やさないように心を一つにしたいものです。
 世間のお茶をやっていない人の茶人に対するイメージは「生活にゆとりがある」「厳しそう」「うるさそう」「鼻が高そう」といったものがあると思われますが、そうしたイメージについて今こそお茶をやっている私たちは「心が温かい」「細やかな心遣いをしてくれる」「人間性が豊かである」と真っ先に思われるようにならなければなりませんね。
 話が少し長くなってしまいましたが、東京大展示会にて皆様にお会いできることを楽しみに致しております!このような時期こそ良いお道具も市場に出回り値段も安く買いどきです。各先生の教場におかれましては、お稽古の時にも新たなお道具を増やして頂き、「ますます頑張ってゆこう!」という心構えをお示し頂けましたら幸いです!

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