古来、炉開は柚子の色づく頃や、初めての亥の日等、温や暦に合わせていたようです。
現在は11月１日と決めているお社中も多いようですが、お数寄者は大名残と言って
なかなか炉を開けないで侘しい風情を楽しんでいたようです。
先週、畠山記念館で行われた聚美茶会は、今年もたくさんのお客様にお越しいただき
良いお茶会となりました。ありがとうございました。
2016年10月アーカイブ
今月13日は後の月、栗名月とも言われています。
お稽古やお茶会の趣向に、兎や栗、木賊等、事欠かない良い季節となりました。
いよいよ名残。
本来なら茶壺の残りの茶が気に掛かるのですが、昨今は半年慣れ親しんだ風炉に
名残を惜しみ、道具を慈しみ、開炉を待ちます。
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